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小規模なお店でのこれから
- 2017/8/8
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こんにちは
いきなりですがランチェスターの法則
というのはご存知ですか?
第一次世界大戦のおり、英国の航空機エンジニアであるランチェスターが戦力計算に一定の法則を導きだしたのがランチェスターの法則
です。
ランチェスターの法則では
性能や能力が同じであれば兵が多い方が勝つという、当たり前に一見聞こえそうな事なのですが、ここからまずはご説明を。
「3対8」で戦ったとします。1が例えば一個師団(100騎の騎馬隊)で仮に考えます。
これ、パッとぶつかりあったら、勿論8が勝ちます。が、3の方も割と相手に損害を与えそうですよね?
これが、ランチェスターの法則だとこうなります
「3×3対8×8」つまり二乗されてます。
となると、「9対64」となり、実際ぶつかった場合は64-9=53となり、53の二乗を元に戻していくわけですから7から8残ります。つまり、8の方がほぼ兵を失わず無傷に近い感じで3を倒してしまうという法則です。こうなると「3対8」の戦いが如何に3が不利かがわかります。
こうなると、数の優位性が凄くよくわかります。
結構、現代のビジネスに近い感じがありますよね、、
大企業ができるCM、広告は一商店ができないのと同じです。僕のお店もこの一商店です(しかもかなり小さい)
最近ではできなくはないけど、某ポータルサイトの値上がりに伴い、近年増え続けた少人数サロンには広告費の割合が1人頭だとキツくなり、ある程度の規模でスタートする優位性も感じてきました。
では先程の3が勝てないかというと、そういう話でもないのです。
それは、一騎討ち
に持ち込む事です。狭い場所で肉弾戦、近接での一対一の状況に持ち込む事で、二乗分を消し、かつ圧倒的に自分の得意分野でしか戦わなければいけない所まで状況をつくることです。
僕のしてる少人数の形態でも、常にこのいわゆる、一騎討ちに持ち込んで成果をあげられたお店が沢山あります。まつ毛エクステ専門店とか、カラー専門店とか、縮毛矯正専門店とか、エクステ専門店とかですね^ ^短期間に事業拡大していった会社も多いと思います。
では、それやったらええやん、
と思いそうですが、確かにそうなのですが、あくまで、一騎討ちは個体の強さと専門性がキーになってくるので、ある程度その専門店が増えてきた時(供給の方が大きく超えてくると)、今度はその中での戦いとなってきますよね?やはりその辺りで強さがでてくる(そもそも一騎討ちなので)のは
カラー専門店にしろ、何にしろ、お客様の思う〜専門店は特化したプロで他のお店より技術も知識も薬剤も優れてる。
ではないでしょうか?
内にいるとどうも麻痺しやすく、〜専門店=専門店になってるから安くでき、それがウリっていう風になりがちかもしれませんし、リクルートでも強みになってる部分も大きいと思いますが、専門店のオーバーストアを考えていくと、〜専門店というのが、そこの分野はメチャ上手く、特化してる為、最先端で最高の技術でやってますよ!!
という感じになってくるのかな、、、と
このあたりは、飲食でも服でも、コスメでも同じ感じですよね(ラーメン店でも、昔は醤油も塩も豚骨もあるお店が多かったですが、今はそれより醤油専門とかの方が魅力を感じますよね?パスタもカレーもあった昔の喫茶店の流れも同じ感じだと思います)
と書いてみましたが、実際誰に対してというものでもなく、もし何かそういう業態をプロデュースされようとされてる方がいらしたら是非
メチャ優れた専門性と技術をウリにし続けるプロフェッショナルの専門店
というのに値段だけでなく取り組まれると、いいような気がすると思って書いてみました^ ^
また、大手サロンにいらっしゃる方で成果をあげられてる方もランチェスターの法則からみると、その大手サロンの力もかなり大きく、自身の成果に今まで関与してる事を忘れないようにされた方がいいと思います。(いや、大手だから優れてる点って本当に多いですよ!)
何かの参考にもしなれば幸いです